目に見えない世界の影響
私たち肉体を持って地上で生活をする者が背後霊や守護霊に意識を向け、感謝したり瞑想することは、霊からの影響を受けやすくなります。
また私たちが高い志を持つなら、その決意に見合った霊を引き寄せることになります。そして霊界の動きを左右することもできるようになります。それはDSで定期開催していますミディアムグループセッションでも、ご先祖様をはじめとする、通常上の次元では交流ができないとされる異なる階層のスピリットが、私たちを媒体として情報の交換をしていることからもわかります。
上の次元では、霊的真理に通じ、いわゆる神の道具として働いてくれる人間が出現するのを今か今かと待ち受けています。そしてその人たちの背後霊となって地上に働きかけたいと願うスピリットが数多くいるのです。
しかし低級霊とされるスピリットもまた、隙あらば人間に働きかけようとしています。物質世界は常にそうした低級霊に取り囲まれています。
上の次元からは人間の心の動きは手に取るようにわかるので、人間が物欲、利己心、嫉妬、怒りなどの思いを持てば、それらをすぐにキャッチし、働きかけの絶好のチャンスとするのです。
むやみに霊現象に関心を持ったり、御利益や信仰などに走る人も、それが利己的動機から発することが多いために、わざわざ低級霊や悪霊といったものを呼び寄せるようなことになります。犯罪や病気などもそういったことと無縁ではないのです。
高次の存在とのコネクションを保つためには、人間の側の徹底した浄化と心の在り方、志が何より大切で、特に憑依に対しては瞬時に気付くようでなくてはなりません。そうでなければどこと繋がるかわからないので、成長のためのメッセージを受け取ることができないだけでなく、気付かぬうちに人生を狂わす事態になりかねません。
また霊を感じやすい体質を保持しているとなれば、低級霊にとっては磁石のような存在で、スピリチュアルな学びがなければ見境なしにそれらを引き付けることになり、状況によっては身を亡ぼすことにもなりかねません。
低級霊を近づけないためには心を律し、利己的な思いをなくすよう努めること、そして低級霊が働きやすい環境や人込みを避けることです。波動が高い状態で安定するようになってくれば、しだいに低級霊はあなたに働きかけることができなくなります。
いくら浄霊をしてもらっても、自分で自分を整えられなければ、再び別の低級霊が入れ替わるだけです。
本人が命懸けで心を変える努力をしてこそ、それらを退けることができるのです。それなしではお守りを身に着けたり、形だけの祈り、呪文には何の効力もありません。
日ごろからこのように自身を整えられる人は幸いですが、多くの人は喉元過ぎれば大切なことを忘れがちです。
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