最も賢明な問題の解決方法
恐れがあると、意識はその恐れのエネルギーに引っぱられ、固定化されてしまいます。そして必死に問題を解決しようとします。
恐れがある限り自我はがんばり、真の問題解決を遠ざけます。真の問題解決は実は恐れを取ることなのです。
「しよう、しよう」とするのは「出来ないかもしれない」と疑っているに他なりません。
ですからあなたが「しよう、しよう」としている事は、いつまでたっても出来ないのです。
「出来る」と思い込んでいる事だけが出来るのです。
しかし疑いの心が入ったとたん、出来ていた事も、出来なくなります。
実は頑張って改善されることはほんの数%、たいした違いはありません。「もういい、どうにでもなれ」と開き直ったときに事が急に好転し始めたという経験をされた方もいらっしゃるでしょう。
それは、自我が働かなくなるからです。そして結果を産み出す大いなる力がそれに取って代わるからです。
ただ、宇宙なり大いなる私なりに結果を委ねる代わりに、どんな結果も受け取ります!という心構えが必要です。
その時予想される最悪の結果でさえ受け取れるか否かということです。
委ねられないのは、その最悪の結果では困るというときです。
この時自我は慌て、自分で解決しようと働き始めます。自我には何一つ問題を解決する力などないという事を思い知らされるまでそれはは働き続けます。
在りたい自分をはっきりとイメージしている時、あなたはその自分へ向けた宇宙の旅人となります。そしてその宇宙船の船長が大いなる私というわけです。
想像してみて下さい。自分の思いが必ず実現することを100%信じ込んでいる人がいるとします。その人は、自分のイメージと異なった現象を目にした時、それを結果だと捉えるでしょうか。100%信じている人の目には、自分のイメージと異なる現象は、自分の願望の進行過程にしか見えないはずです。
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