たった一人の意識の変容によって起こる
平和は、反戦運動から生まれる事はありません。環境汚染は、汚染原因を批判しても浄化されません。 争いは、欠乏感から起こり、欠乏を信じている人が自然から多くのものを奪おうとします。
自らの豊かさを信じられる者は、人を労り、貢献しようとします。その時、何も期待せず、ただ自ら湧き出る創造を楽しみます。
真の豊かさは、人間一人一人の思考、想念によってのみ決まるのです。 「これさえあれば幸せになれるのに」と思う人は、その意識下に「これがない限り幸せにはなれない」という思いを抱いています。そしてその思いこそが幸せになれない現実を自らに引き寄せます。 あなたに豊かさをもたらす唯一で最大の要因は、実はあなたの欠落感のない心の在り方だけなのです。 しかしそのことを信じようとしない、あるいは信じられない多くの人達がいることも知っています。そんなに簡単に豊かになれるはずがない、というあなたのDNAに染み込んだ、古い強力な先入観念がそうさせていることもあります。 しかし豊かさも例外ではなく、他の全ての現象と同様、あなたの選択によるものなのです。 あなたの豊かさは、あなたの望むところを通じて表現されます。幸せになるのに理由付けは必要はありません。豊かになる為に計画を立てる必要もありません。 豊かに人生を送ることを自らに許可し、それを選択し続ければいいのです。
これまで人は、理想郷を追いを求めて戦い続けてきました。しかしそれは形にあるわけではありません。 一人一人が幸せを感じて生きるときに、理想社会が実現されます。 人を愛し、自然を愛し、愛そのものとして生きて行く過程であなたの廻りに現れる現象が理想社会です。ところが理想的な形を求めだした時、人は自分の理想と相容れないものを排除しようとし、その緊張が理想を遠ざけます。三次元世界のパラドックスです。
あなたの理想を外部に求めてはなりません。理想を他人に使ってはなりません。地球の環境浄化は、あなたの心を完全浄化したときに起こり、世界平和は、あなたの心の中に平和が達成されたときにのみ完成されることとなるでしょう。 自分一人で世界平和なんか達成できないという誤解をもう捨て去るときです。
世界平和は、地球浄化は、あなたたった一人の意識の変容によってのみ完成されます。それを他の誰かに求め始めたとき闘争が始まります。 人は外的な刺激をきっかけとして喜びを感じます。しかし人が幸せを感じるのに、必ずしも外部からの刺激を必要としているわけではありません。悦びは、あなたが感じる事を選択した時、あなたに訪れます。あなたが感じようと決めた時に悦びはやってきます。そのことにどんな外的要因も必要ではありません。幸せを感じたい理由は、あなたがそう感じたいからに他なりません。他にどんな理由も必要ではありません。あなたはどこにいても、誰といても、どんな外的現実の中に生きていても、自分の内側深くに降りてゆき、「私は幸せだ」と思った時、あなたに幸せ感が訪れます。 人はこのことを体験したとき、もう他人を自分の望みのために制御しようとしなくなります。他人の言動から自由になります。他人を気にしなくなり、他人の感情から自由になります。他人をあるがままにそのまま受け入れられるようになります。永遠の至福の瞬間を垣間見ます。あなたはどんな状況にあっても、自分の感じたいように感じることができるのです。どの瞬間にもこの事を思い出してください。
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