シルバーバーチの教訓

面倒なことが生じないでほしいという思いは当然の願望なので、それ自体を非難するつもりはありませんが、面倒なことを毛嫌いし逃避していては、霊的な成長は望めません。成長は困難に堂々と対処し、挑戦を受け止め、そして克服していく中で得られるのです。

地上生活のどこかの段階でその人なりの心理の受け入れ態勢が整う時期が来ます。それは神が一人一人に用意してくださる絶好機です。それが時として病気、死別、危機という過酷な体験を通して届けられることがあります。しかしそれが魂を目覚めさせるために必要な触媒なのです。

魂が完全に打ちのめされるほどの出来事は決して生じません。一つ一つの出来事は、いかに困難を極めるものであっても、魂をいっそう成長させるための手段と心得てください。現実に数多くの問題と困難に取り囲まれているあなたにとっては、そういう受け止め方は決して容易なことではないでしょう。が、その場限りの捉え方ではなく、永遠の価値を持つ尺度があることを忘れてはいけません。それが霊的真理です。疑念に襲われたときはその心理にしがみつくことです。人間である以上は煩悩を完全に締め出すことはできません。が、だからと言ってその煩悩を怠慢のいいわけにしてはなりません。心がまえ一つで煩悩を力に変えることができるのです。

低い階梯に居る間は高い階梯のことは意識できません。より大きな調和の世界の摂理も自動的に作動するものであり、その働きかけを受けるようになるには、魂の成長によってその次元まで到達するほかはありません。


ミケランジェロ ピエタ

DivineSource

人は何かに属すことで安心する傾向にありますが、それは本質からはかけ離れた行為です。 DivineSourceは魂の成長とともに自立した個人を目指します。 そこにはリーダーや組織は存在しません。 思考はエネルギーです。 思考するから現実が起きるのです。 思考が先、現実はあとなのです。 自立したあなたのまわりには、真の仲間がたくさん集まってきます。

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