魂の成長と子育て
通常私たちは魂の目的を、生まれる前に自身で決めてきます。
生まれた後ほとんどの人は、その記憶をなくした状態で、自ら決めた目的を自力で見つけだし、いくつかある手段の中から覚悟を決め、未来を選択していきます。
その際、守護霊たちを含めた上の存在は、人間の下した判断や選択がどれほど未熟で愚かでも、ただ黙って見守っているしかありません。
しかしもしもその人間が判断を誤って苦難し、それを懸命に乗り越えようとしたり、心から反省して救いを求めたときは、人間の想像が及びもしないような賢いやりかたで、救いの手を差し伸べてくれます。
勘違いしないでいただきたいのは、上の存在が「仕事」を与えることができるのは、無私の状態になることができる人間(媒体)だけです。上の存在が勝手に人の使命や目的を決めることはありません。
自分で考え、選択し、決心して行動していく。
そしてその行動に伴って起きる試練や結果については、本人が請け負う。
こういう経験や学びもまた、私たちが生まれてきた目的の一つなのです。
こうしてみると、上の存在は、極めて理想的で優秀な子育てをしていることがわかります。
人間(子供)が自分一人の力で人生を切り開き、問題が起きても解決できる力を身に着け、自立することをサポートするのが、いつも見守ってくれている「善霊」たちの役割です。
ですから、ここぞというときには必ず手助けをしてくれます。
ただそれは、ほぼ人間が考える(期待する)方法やタイミングではありません。
もうなすすべがないと、真の意味で謙虚になったとき、やっと人間の側で受け取る準備ができるのです。
それらは主に、直観を通じて。
それ以外のミラクルは、人間の単なるゲームに過ぎません。
ぬるま湯はいつか冷たくなります。
「褒められて伸びるタイプ」と言う人は、上から見ると「私は成長したくないのでそのチャンスを与えないでほしい」と解釈されます。
「褒められたい」という思いがどこから来るのか、自己を見つめることが第一です。
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