スピリチュアルな視点からの子供への接し方

教育に熱心な親は、我が子を自分の所有物であるかのごとく考え、手のかけ過ぎや、過剰な干渉をしがちです。

そして子供の自立心の発達を遅らせ、魂の成長を阻害してしまうのです。

子供の為と本人は思いつつも、結局そうした親は、自分の思うようにならなければ気がすまなくなり、子供を束縛するようになります。

そして子供が自分の思うようにならなければイライラし、言わなくてもいいことを言っては自己嫌悪に陥るという悪循環を招きがちです。

これでは子供はまるで親のペットのようなものです。子供に対するこうした接し方は、一見子供を愛しているようですが、自分の好みの押し付けであり、親のエゴにすぎません。

また子供可愛さのあまり、子供の言うことならなんでも聞いてしまう親もいます。そうした人のなかには、子供に強く注意すれば心が僻む、というような間違った教育観を持っている人もいます。

しかしそうした甘やかしすぎは、依存心を大きくし、いつまでも子供のままに留まらせてしまいます。これらは親の無知、無責任以外の何物でもありません。

我が子と言えども等しい人格を持っています。あなたの子供は魂成長のために、あなたを親として生まれてきました。親はそうした子供の魂の成長の手助けをすることが役目であって、子育ての何もかも全てを自分でしようと考えるべきではありません。

子供は自身の霊性により、自然と成長の道を歩き始めます。ですから基本的には、子供の自由な意志に任せればよいのです。 自分から先に手を貸すのではなく、子供が求めたもので、魂の成長にプラスとなるものを与えればよいのです。

また子供にも守護霊がおり、たえず必要な導きをしてくれていますので、この導きに委ねるという姿勢も必要なのです。

さらに子供の魂の成長の為に、因果律によって必要な苦しみは必ず生じてくるでしょう。その時、親がその苦しみを躍起になって取り除こうとしたり、何とか避けさせようとすべきではありません。

苦しむ我が子を見るのはたいそう辛いでしょうが、その時こそ、スピリチュアルな視点に立ち、ただ子供の成長を願うのです。子供が苦しみに堂々と正面から立ち向かい、乗り越えることができるようにアドアイスしたり、陰で祈り続けるのです。

それこそが賢明な親の姿勢であり、正しい接し方です。

スピリチュアルな学びは、自分の感情に盲目的に流されず、リラックスして子供に接し、常に最善を選択するという育児を実現させてくれるでしょう。

そして真にスピリチュアルな学びを得た親に育てられた子供は、順調に魂を成長させ、自ら自己コントロールの努力を始めるようになります。寂しい時も自分で神に愛を求め、なんとか負のカルマを積むようなことから踏みとどまる努力をするようになるのです。

DivineSource

人は何かに属すことで安心する傾向にありますが、それは本質からはかけ離れた行為です。 DivineSourceは魂の成長とともに自立した個人を目指します。 そこにはリーダーや組織は存在しません。 思考はエネルギーです。 思考するから現実が起きるのです。 思考が先、現実はあとなのです。 自立したあなたのまわりには、真の仲間がたくさん集まってきます。

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