大切な人が苦しんでいるときにあなたにできること
自分の大切な人が苦しんでいるとき、例えば病気、経済的な問題、離婚の問題などがあるでしょう。 そんなときは、その相手を弱い存在と見ないでください。 慈悲をかけると、その人自身のいまの状態をより強調することになります。 そして全ての人は自分の現実を自分で選択しているということを理解してください。
その人たちに、なにかを提案することはできます。それによって、その相手が変わることができるかもしれません。 しかし、変化をその相手に押しつけることはできません。 さらにあなたが他の人の責任をとることはできないということも理解してください。 一番簡単にできることは、その人達のために「自分の」責任をとることです。 それは次のようにやります。
その人は自分でその試練を乗り越える力を持っていると完全に信頼します。 今は非常に苦しんでいるかもしれません。痛みを感じているかもしれません。でもその痛みを乗り越えて、自分でなにかをやる強さがあるのは明らかです。そういった大きな制限をわざわざ自分に課している、その強さをまず見てあげてください。 そしてその人達がなりたい本来の姿に、あなた自身がモデルとなって、その人のまわりで輝いてあげてください。 誰かが絶望的になっているときに、あなたが幸せそうにハッピーにしていたら、なんて冷たい人だと非難する人もいるかもしれませんが、それはそう感じる人が内側に問題を抱えている証でもあるのです。
そしてあなたは、苦境にある大切な人が今は絶望の方を選んでいても構わないけれど、自分自身を変えることが一番早いということを側にいて見せてあげてください。 あなた自身が輝いて、光となってあげることによって、彼らもそれを感じざるを得ないようにしてあげてください。自分が、その光の鏡となってあげてください。
0コメント