もっともらしく書かれた文章を読み解く

SNSなどでよく「〇〇から流れが変わる」という発信があります。 この文章を正確に読むなら「それ以前は流れが変わらない。それ以降も〇〇ほどの流れの変化がない」ということになります。 しかしその根拠はどこにも書かれていません。書かれていないにもかかわらず、納得する人が多いことに驚きます。

また、この時期の人間関係にも最もらしく言及していることが多く、損得に振り回されないで、自分の好きな人と一緒にいるべきであると言っているかと思えば「振り向いてくれない人を追うのもこの時期に終わりにしてください。」と、好き嫌いで人を選ばないで、自分に振り向いてくれる人、つまりは自分を好きになってくれる人を選びなさいとあります。
そしてとどめは「あなたにはそんな生き方はふさわしくないのです!」
これは片思いで苦しんでいる人の心をつかむ言葉ですが、何の根拠も説得力もありません。

損得にはエゴイスティックな損得だけでなく、自分自身の成長に繋がる損得もあります。
相手が振り向くか振り向かないかで行動を決めるのではなく、相手に対して執着や固執がないか、素の自分自身(過去に創った思い込みが無い状態)でも、その相手を追い求めたいと思うのかを、もっと自分を見つめた上で行動すべきでしょう。

こういった文章は、ただのゲームに過ぎません。 確かに満月や新月、夏至や冬至など、時期的な影響がゼロとは思いませんが、 大切なのは、自分自身の思考が創り出す現実です。
こういう言葉を信じてしまえば、現実化する可能性は増えますが、自分自身が自分に相応しい時間に相応しい変化を望むのであれば、そのように思考を働かせるべきであり、〇〇から・・・というような、根拠はないのにもっともらしく書かれた文章に意味を感じる必要はありません。
月日に関係なく、自分自身のタイムスケジュールは、自分でコントロールすべきです。
自分の思い通りにならないからコントロールできないと思う人がいるでしょうが、思い通りに変化しないことも、宇宙から見ればその人にとって一番相応しいタイムスケジュールです。
変化しないことがベストだったり、何かの危機を回避するためだったり、まだ準備が不十分だったり、ケースバイケースですが、 その人にとってベストなタイミングは宇宙が与えてくれます。
ベストなタイミングを早めたければ、自分自身の成長を加速すればいいだけのことです。

DivineSource

人は何かに属すことで安心する傾向にありますが、それは本質からはかけ離れた行為です。 DivineSourceは魂の成長とともに自立した個人を目指します。 そこにはリーダーや組織は存在しません。 思考はエネルギーです。 思考するから現実が起きるのです。 思考が先、現実はあとなのです。 自立したあなたのまわりには、真の仲間がたくさん集まってきます。

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