4つのバランス
人間は、肉体・感情・思考・霊性の4つの側面を持つ存在で、この4つのバランスが取れていると、人は自分が自分らしく生きていると感じることができるのです。
スピリチュアルな学びが進むと視野が広がります。
霊性が活性化し始めると、通常の意識を超えたところで大いなる知恵をもった自分と繋がりを深めることができ、アイデアや閃きがもたらされるようになります。
この大いなる知恵を持った存在が、ハイヤーセルフ、高次の自己と呼ばれるものです。
人は問題の渦中にいると、堂々巡りを繰り返してしまうものです。
特に幼少期から身に付けてきた生き方の癖や思考の癖が邪魔をして、なかなか新しい一歩を踏み出すことができない人は少なくありません。
しかし一歩引いたところから自分の悩みを眺めることができるようになると、実にいろいろなことが視えてきます。
どのような状況でも客観的に俯瞰できれば、悩みは悩みではなくなります。
そのカギとなるのが感情です。
苦しい毎日を過ごしていると、できるだけ痛みを感じなくて済むように、人は常に自分をガードしようとします。
するとそれに伴い、他の感覚も閉じられてしまいます。
しかし根本が癒されてくると、その他の感覚も蘇ってくるのです。
過食の相談でいらしたクライアントさんが「ごはんが美味しく感じるようになりました」と言われることがあります。
これまではただ食べ物を口にすることで心の隙間を埋めていたわけですが、味を感じることができて初めてゆっくり食べて、満腹感を得る。という感覚がわかったということです。
このように、ヒーリングの手を借りると同時にスピリチュアルな学びが進むと、新鮮な感覚が蘇ってきます。
そして初めて「リアルな自分」を感じることができるのです。
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