手放すとは
「手放す」ってどういうことでしょうか
という質問がFBのDSグループに寄せられました。
あたりまえのように「手放せばいいのに」と使っていた言葉。
あらためて考える機会をいただきました。
私たちのマイナス感情の反応は過去の経験から来ています。
私たちの魂は、前世を含めるとありとあらゆる経験をしていますが、その中でもより強く不合理や理不尽に感じたことは、その人生を終えた後にも影響を及ぼす可能性が高くなります。
例えばお金への執着は貧困への恐れがあります。
安定への執着は不安定への恐れがあります。
甘えられないのは甘えて拒絶されることへの恐れがあります。
食べ物への執着は飢餓への恐れがあります。
ほとんどが記憶にはない過去の経験とそれによって傷ついた感情に起因しています。
これらはDSヒーリングにより根本原因を外すことができます。
ですが、その場を一時的に凌ぐような表面だけのヒーリングで、堂々巡りをしている人が少なくありません。
さらに、人はこれまでの自分を否定したくはないので、思考を変化させようとせず、元の状態を「新たに」創り出すことも少なくありません。
では上記の恐れを手放すにはどうすればいいか。
一過性の変化を恐れず受け入れ、その先のビジョンや目的に目を向けて、強く決心することです。
全ての登山家は、登山途中の苦しみだけにフォーカスしないで、 山頂と到達した時の喜びや達成感を常に描いているはずです。 私たちも、目的を遂行するための一過性の苦労に一喜一憂せず、 志を強く持つことが結果、楽しんで自分の人生を歩むことになります。
手放すことと受け入れることは表裏一体ですが、エゴのコントロール下にいるとうまく誤魔化されてしまうのです。
エゴは厄介な問題を前もって処理することで身を守っていると思っています。
手放しへのカギはエゴをうまく避けることだと思います。
全てを手放せば、エゴによる堂々巡りと言い訳から解放され、何事にも左右されず、ただ最善の道を歩んでいるという信頼が得られます。
そのためにスピリチュアルなカウンセリングやヒーリングは大いに助けにはなりますが、思考が変わらなければ現実は変わらず、そして思考を変えるのは自分にしかできないことです。
まずは決心。心が決まると上は惜しみなく手伝ってくれます。そして魂の成長はその実感を持ってさらに加速していきます。
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