スピリチュアルな能力
スピリチュアルな能力、霊能力は全ての人に備わっているものですが、それを正しく使うことができない状態で開いてしまうと、悲劇が起きることになります。
その悲劇は目に見えない次元で確実に起きてはいるのですが、現象化にタイムラグがあるため、本人がそれに気付かずエゴを膨らませ、さらなる悲劇を生むことになります。
昔はその力を利己的な目的の為に使うケースがたくさんありました。
ある国が世界制覇の為に使ったり、個人が王位を得る為に使うなど、権力者は必ずといっていいほど霊能力者のアドバイスを参考にしています。
しかし利己的な目的でその能力を使うと必ずそこにカルマが生じます。
経済が発展している時代には、自分の利益しか考えていない会社が多くありました。
会社が利益を得ても従業員の賃金は据え置いていたり、商売敵を潰したりといったことも普通に行われていました。ところが今はそんなことをしたらすぐにカルマが返ってきますから、会社がもう立ち行かなくなります。
能力を正しく使える心の状態に至るまでは、様々な霊的な能力は、ない方が本人にとってある意味幸運と言えます。しかしその人の役割などによって、真我に目覚める前に霊能力が開いてしまうことも多々あるわけです。そうしてそういう人は、例えば新興宗教の教祖になって大金を集め始めたり、人を間違った方向に導いて混乱させたりということが世の中にはたくさん起きています。
持てる能力を誤用してしまうというのは、とても大きなカルマになってしまうのです。
大きな力を持つということは、それなりに、それを正しく使う責任を持たされるのです。
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