感情のコントロール
子どもを怒りたくないのに怒ってしまう。怒った後は後悔の念にさいなまれ、寝顔を見ながら謝ることの繰り返し。というママたちに、子供がいけないことをしたから怒るのではなく、怒りたいから怒るのだと言ったらどう思うでしょう。
そんなことはない。やってはいけないことをしたら怒るのは当然。ほとんどの人はそう思うのではないでしょうか。
躾は必要です。何でも子供の好きなようにさせていたのでは、辛抱のできない子になる可能性が大きいでしょう。早期にやりたいことが見つかったとしても、それを形にするまでには忍耐と継続は必須です。
ですが躾に感情をのせる必要はありません。怒る必要はないということです。
そういう説明をすると、怒ってはいけない、怒ってはいけないと呪文のように唱え、真面目なママほどいつ何時も冷静にならねばと感情を麻痺させる傾向にありますが、それは違います。車道に飛び出して車にひかれそうになった時は怒るべきでしょう。
子どもたちは親が考えている以上に賢いです。親を動かす方法を熟知しています。そういう子供たちを育てるには、ほんとうは学生のころから子育てを学ぶべきだと思います。現存の育て方ではなく、スピリチュアルな理解を伴う子育てを。
人は感情に紐づいて物事を判断します。
あなたが大好きな人が、あなたがいないところであなたのことを非難していたと知ったらどうでしょう。変わらず大好きですか?
霊的に成長した人たちは好きも嫌いもなくただ愛していると答えるでしょう。でもほとんどの人は、そんなことを知ったら「信じてたのに」と相手をイヤだと思う側面から見るようになります。
イヤな人がいる状況は世界を狭くしてしまうように思います。せっかくなら広くてどこにいても居心地のいい世界を私は選びたいと思います。
感情は過去の経験から来ています。過去生や幼少期の経験です。
ですから感情は自分を知るバロメーターでもあります。
感情はコントロールできるようになります。
時間は平等に流れています。同じ出来事、同じ人をネガティブな側面から見る人生と、ポジティブな側面から見る人生、あなたはどちらを選びたいですか?
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