レスキュー隊になっていませんか?

いつもダメな人を選んでしまう。いつもわたしが面倒をみるはめになって疲れてしまう。という話をよく聞きます。 異性に限らず、同性の付き合いにおいてもです。 それは、あなたがレスキューする役目を担いたいからかもしれません。

あなたは彼らをより良くすることができると思っているのです。「私は相手の力になることができる!」という信念があるのです。意図的でなかったとしても、そういう気持ちを持っています。

たとえば幼少のころ、母親は自分のことをほったらかしで、兄弟姉妹の面倒ばかり見ていたという刷り込みがあると、大人になってから。無意識に自分が母親のような行動をとる場合があります。あるいは母親のように面倒を見てくれる相手を選びます。 誰かをレスキューしたいという女性と、面倒を見てほしいという男性はニーズが合致していますから、そういった組み合わせはどうしても「ダメ男」を選んでしまう、あるいは「男をダメにしてしまう」関係を作りやすくなります。それが彼らが知っている唯一の関係性だからです。

その人を救うことができると思うことで、自分自身の価値を見出しているのです。 しかし二人の関係性に終止符が打たれた後、今度はレスキューされていた方がレスキュー隊よりもパワーを得るのです。レスキューされていた人は世話を焼いてくれていた人のエネルギーを吸い取ります。当然、面倒を見ていたレスキュー隊のほうは逆に自分のパワーを失っていきます。結果的にレスキュー隊のエネルギーが枯渇し、相手は逃げ出してしまうのです。これはまったく健全な関係ではありません。

レスキュー隊は、単に自分がしたいから、いろいろと世話を焼いてしまうのですが、レスキューされる人はそんなことを本当は望んでいませんし、どちらでも良いのです。 人間は体験で学ぶ生き物です。自分自身の意志で選択したい生き物です。ですから、「それあなたのためにならない」とか、「この人はあなたの成長の妨げになる」などということを上の存在は一切言いません。人は誰もが自分自身で体験し、自分自身で学び、自分自身で成長していくものだからです。

さらにダメ男、ダメ女という概念も、人の捉え方によって違います。 どんな人にも長所もたくさんあるでしょう。ですから、相手と一緒にいるかどうか、その人をレスキューしたいかどうかは、全てその人に委ねられています。ただし「自分がこれだけ尽くしているのだから、助けてあげているのだから、あなたも変わってよ!」とか「あなたも私に何かを返す必要がある」という考え方を持っているとしたら、それは本当の愛ではありません。

一切の見返りを求めず、自分が心の喜びからする行いならば、そのまま進めば良いと思います。いつも「良い・悪い」「正しい・間違っている」と何でも頭で合理的に判断するのは人間だけです。

真に輝いている人は、誰かを輝かせたいなどというおこがましいことは思いつきもしないのです。

DivineSource

人は何かに属すことで安心する傾向にありますが、それは本質からはかけ離れた行為です。 DivineSourceは魂の成長とともに自立した個人を目指します。 そこにはリーダーや組織は存在しません。 思考はエネルギーです。 思考するから現実が起きるのです。 思考が先、現実はあとなのです。 自立したあなたのまわりには、真の仲間がたくさん集まってきます。

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