本来の自分を生きる
【メッセージ】
内なる自分の声をないがしろにしていると、本当に大切な自分の思いに気がつかないまま、言葉を発してしまったり、行動してしまいがちです。
そんなことを繰り返すうち、しだいに本当の自分がわからなくなっていきます。
そして、人に望まれた人生を生きているのか、自分の生きたい人生を生きているのか、いったい誰の人生を生きているのか分からなくなってくるのです。
多くの人が、誰かに受け入れてもらったり、認めてもらったり、愛されたりすることによって満たされようとしています。
しかし自分ではない他の誰かに求めるやり方では、永遠に満たされることはありません。
そのような人たちは、愛されることに忙しいのです。
嫌われないために、上手く立ち回るために、仲良くするために、その場でやらなければいけないことがとても多くなります。
このように常に外側に意識が向いていると、不都合なことがある度に心に蓋をし、さらに自分がしたいことではないことをしてしまいます。
相手への配慮や遠慮だけでなく、場合によっては自分を正当化したり、強く見せるために、逆に相手を威嚇したり、被害者を演じることさえあります。
このようにして繰り返された振る舞いは、そのうちあなたの人格になってきます。
そうなると、日常生活では特にこれといった問題が起きていなくても、本来のあなたは慢性的にストレスを抱え、いずれは破綻します。
この破綻というのが、多くの場合病気であったり、試練であったりするのですが、そこに一条の光を見出し、それを頼りに自分への信頼を取り戻すことがはじまりです。その途中は苦しいこともあるかもしれません。しかしたどり着いてみれば全てはギフトだったとわかるでしょう。
時に立ち止まってもいい。しかし外側に惑わされて愚かな選択をすれば、また繰り返すだけだということも忘れずに。
約束しよう。あなたが内なる旅を続けた先に、必ず私が楽園を用意すると。
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