地球に生まれ変わる魂たち
長期間にわたって地球で転生を繰り返している魂に対して、太陽系以外の恒星系から、この時期地球での体験を目的としてやってきている魂がいます。
それらは幽体が発達しているので、テレパシーによる伝達能力などを生まれつきもっていることがよくありあます。
DSでご縁のある方々のお子さまたちにたまたま会う機会があると、無言ではっきりと意思表示をしてくることがよくあります。
このように短期の間地球に転生している魂は、幽体が発達しているために周囲の人々が造り出す想念の波動に敏感なうえ、自分とは違った荒く重い波動に大変なストレスをかかえる場合があります。
1990年代後半になって増えてきた多動性障害と呼ばれる子供たちなども、このようなケースである可能性が少なくありません。
また肉体を持つ経験が少ない魂はその扱いに慣れていないため、赤ちゃんや幼児が理由のわからないまま不機嫌になったり、泣き止まなかったりというケースもよく見受けられます。
あるいは私自身がそうでしたが、他者からはただぼーっとしているようにしか見えなくても、本人には必要があって、他の次元に意識を飛ばしていることもあります。
しかしこのような人たちも、魂レベルでは自ら選んでこの時期地球に転生してきているのですから、あらゆる困難を味方に付けて成長することが本来の目的です。
そして彼らがする貢献のひとつに、人類が長い年月にわたって造り上げた強力な固定観念を破壊するような、新しい感覚の波動を持ち込むことがあります。例えば学歴に執着する親の元に受験勉強に全く不向きな子供が生まれたりすることは、親に気付きを与えるための宇宙の愛でもあります。
あるいは「どこに出しても恥ずかしくない娘」に育て上げたのに、突然放蕩の限りを尽くすというのは、これ以上の親不孝はないと思われるでしょうが、親の囚われている間違った価値観に気付かせるために、子供が親の魂のレベルに合わせて、本人にとってもハードな人生を演じるというケースもあります。実のところこれ以上の親孝行はないのです。そしてこれらは全て、完璧な組み合わせのもとに遂行されています。ただ、わざわざ痛い目に合わなくても、自分がいかに狭い了見で物事を見ているかに気付き、変化を望み、決心して行動することで、世界は大きく変わります。
その際最も大切なのは、心の在り方です。
過去生で既に解脱に至り、もはや地上に生まれ変わる必要のない魂が、特別な使命の為に再び降りてきた場合であっても、次々とカルマを造り出すと同時に、様々な地球の固定観念に囚われるようになり、再び転生のサイクルに入ってしまうようなケースもあるわけで、それほど地球圏の磁場の強さには侮れないものがあるのです。
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