類魂
肉体を離れた霊体は、その人の霊的成長レベルに見合った界層に行きますが、その界層の中では魂のグループが作られています。
そのグループは、小さなものでは数十から大きなものでは数千の霊から成り立っていると言われています。
たとえば同じように規模の大小がある蜂の巣に例えると、千匹が一匹、一匹が千匹と考えられます。
つまり、ある一匹の蜂が飛んで行き、花がどこにあるか、ミツがどこにあるかを千匹の蜂に伝えることで、一匹の蜂が経験したことや、それによって得た知恵は、千匹の一匹一匹が等しく持つことができるということです。
ここでもう一つ、手の指で考えてみましょう。
親指、人差し指、中指、薬指、小指はそれぞれ個性を持っています。しかしどの指も同じ人間と繋がっているので、その感覚は共有しています。
この「類魂」という概念は、これまでの人類には理解が及ばないものとしてほとんど開示されていませんでした。
しかし徐々にこうした情報についても部分的に高次からのメッセージとして多くの人に届くようになってきました。
ただあくまでも部分ですので、断片だけを捉えて全体を理解しようとするのは無理な話です。
受け取ることが許されたメッセージの一つ一つを謙虚に実生活の中で活かしていくのが、私たちの役目の一つでもあると思います。
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