「一人一人の人生は完璧」とは
【憧れの落とし穴】はたくさんの方に読んでいただいてとても嬉しく思いました。そこで気になるメッセージがありましたので追記させていただきます。
12行目にある「一人一人の人生は完璧」
この文章の意味するところはその通りですが、だからといって「何もしなくても良い」のでもなければ、「自分の行動に間違いはない」という訳でもありません。
カルマ(業)というのは、自分で蒔いた種を自分で摘み取るという仕組みです。
物事を自分に都合良いようにばかり捉えて行動した結果、痛い思いをしたとすれば、その行動が愚かな行為ということに気づく為に、痛い思いをしたわけです。
当たり前のことですが、「人生は完璧」というのは、このエゴ満載の行為が完璧という意味ではありません。
自分の本質から外れた道を進んだとしても、痛い目にあうことで、道を修正するチャンスを与えられるという意味で、完璧ということです。
自分の行動については慎重に選択すべきであり、その選択の積み重ねの責任は自分自身にあるので、どういう結果になろうとも完璧というわけではありません。
ですので、今何か不都合なことに巻き込まれているといたら、自分のこれまでの選択を見直すことも含めて完璧です。
人生は完璧だからこのまま進んでも良いという意味ではありません。
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