救い
自分以外に自分を救える人がいるとしたら、必須条件はエゴのない人。あるいは真の覚者。
ほんとうに人にコントロールされないというのはそういう人たちであり、愛でしかないというのはそういう状態。
友人であれ、プロであれ、ほとんどのアドバイスはエゴが発動し、相談者の状況に合わせている。
だから相談者は救われたような気になりやすく、しかもそれが依存と定着を生んでいることにさえ気が付かない。
しかし一時的な平穏を楽しみ、都合のいい解釈を繰り返している最中、先延ばしにした問題はさらにパワーを増して待ち構えており、多くの人は強制終了手前で慌てるのだ。
その間スピリチュアルな成長をしていれば、どんな試練も喜びをもって乗り越えられる。人は望む状況を手に入れるために苦しむ必要はない。
仕事もパートナーも生活も、そこにエゴが介在しなければ苦しみは生まれない。
エゴに気付くたびに一つずつ横にやる余裕を持つこと。静かになること、そして内観はそのためにとても役に立つ。
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