アガスティアの葉
アガスティアの葉を読んでもらいました。
アガスティアの葉は紀元前3000年頃に実在したとされるインドの聖者アガスティアの残した予言を伝えるとされる葉のことです。
そんな昔に個人の今が記されていることに驚いたり、逆にトリックを疑ったりと、限定された意識の中では真実は知る由もありませんが、要はそれをどう活用するか。
もともとアガスティアは、運命を決め付けるために予言をしているのではなく、道に迷わないようにナビゲーションを行っているだけで、どんなバラ色の未来を描かれても、何の努力もせずにその未来がやってくるわけではないということ、未来はすでに決まっているのだと誤解する人がいて、利用者は気をつける必要があるということです。
インドでは、このような誤解がほとんどなく、90%以上の確率で、葉に書かれたとおりに実現していくらしいです。
素晴らしいことが書かれていれば、それを神に感謝して、実現に向けて努力するのが当たり前であるインドに対して、日本での実現率はかなり低いらしく(一説によれば30%程度)。素晴らしいことが書かれていても感謝することなく、疑いながら何の努力もしないので、実現しない確率が高いらしいです。そして実現しなかったときに、葉に書かれていたことは嘘だったと思う人が、日本ではかなり多いらしいです。
運命は、決まっているのではなく、自分で作って行くものだということを理解しなければ、葉に書かれた預言を無駄にしていることになるので、気を付ける必要があります。アガスティアは、人生の75%(50%の南インド占星術+25%の前世のカルマ)を知っているだけで、残り25%は人間に自由意思に任せていることを理解した上で活用しないと、時間もお金も無駄にすることになるので注意する必要があるでしょう。
私はというと、第1章:生まれてから死ぬまでのおおまかな人生 を開いてみて、これまでのどんな瞬間も偶然はなく、全てが慈愛に満ちた天の采配であったということに感謝の気持ちがさらに大きくなりました。
ここであるエピソードを共有したいと思います。
ある男性が、意中の女性と初めてのデートの約束をしていて有頂天になっていました。身だしなみも完璧に整え、待ち合わせの場所に向かっていたのですが、そこに車が猛スピードで走ってきました。彼の指導霊の視野からは、そのままでは彼がその車にはねられることが視えていたため、近くにいた子供を使って助けることにしました。その男性の魂は過去世でその子供が溺れかけていたのを助けたことがあり、その子供は彼を助けることのできるカルマを持っていたのです。
指導霊は、子供の足元にあった石に想念を集中し、明確な意図を持ったエネルギーを入れました。すると、その子供は石を蹴り、彼に命中してしまいました。
こうしてタイミングがずれたおかげで彼は車にはねられないですんだのですが、限定された意識のなかでは彼にはそんな背後の事情は全く分かりません。彼はその子供のいたずらに腹を立て、怒鳴りあげて新たにカルマを造ってしまいました。
ここで、そんな子供が都合よく近くにいたものだと思われる方もいらっしゃるでしょうが、このように、全てを普遍意識で視ることができれば、ありとあらゆることが完璧で、愛と感謝しかないことがわかります。
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