潜在意識は善悪の判断をしない
顕在意識と潜在意識の大きな違いの一つに善悪の判断があります。
潜在意識は善悪の判断をしません。良い悪いではなく、起こったことそのままを記憶として蓄積します。
特に8歳前後までは善悪に関係なく全ての情報を潜在意識に蓄積します。
情報を選別するようになる小学校高学年から中学生くらいに、潜在意識と顕在意識の間にクリティカルファクターができあがります。
潜在意識
これは自分を守るための防御の役割をすると同時に、潜在意識との分断を加速します。
このクリティカルファクターが出来上がる前の幼少期は、現実と創造の区別ができません。なので、小さい子どもたちは自分がヒーローになりきったり、オママゴトの世界で自分の役割に没頭できるのです。
幼児期の感情や感覚の記憶は潜在意識に保存されています。また胎児や前世の記憶なども保存されています。
ある特定の出来事が起こると、それらが元となって今のあなたに反応という形で影響を及ぼします。
Aさんの例を取り上げてみると、30代のAさんは好きな男性ができても、その男性が近づいてくるとなぜか拒否してしまうということを繰り返していました。結婚願望のあるAさんにとって、恋愛もできないのは人生最大の悩みでした。
幼少期の環境を聞きとりしても、男性が苦手になるような要素は全くありません。
そこで誘導瞑想などをして幼少期に戻ってみると、TV画面にはドラマが映し出され、女性が男性に暴行されていた場面が映し出されていました。そのとき彼女の潜在意識には、男性に対する恐怖感が植えつけられてしまったのです。
それが小学生高学年以上であれば、現実とドラマの違いを判断できたでしょう。
突然怒り出す人も、やはり幼いころに植えつけられてたコア・ビリーフ(コア・ビリーフは3~5歳ごろ両親や祖父母といった周囲の人によって形成されます。個人が正しいと思っている信念や価値観のことであり、人によって様々なコア・ビリーフを持っています)が影響しています。
母親の発した何気ない一言がその後の人生を決めてしまうことがあるのです。
「あなたは何をしてもだめね」「あなたが男の子だったらよかったのに」などといった一言に子供は反応してしまうのです。
ふだんコア・ビリーフは潜在意識の中に閉じ込められています。
「私はダメな人間だ」といった考えに触れないよう、潜在意識に蓋をしているのです。
”突然怒り出す夫”
経験された方は多いのではないでしょうか(笑)
50才だろうが80才だろうが、癒されなければそれを変えることは難しいのです。
DSでは「一家に一人ヒーラーがいるといいな」が発端となり、ヒーリングセミナーを開催しています。お母さんがヒーラーだとほんとうに家族全員が変わります☆
また、TVのニュースや他人の身に起こったアクシデントで感情を揺さぶられることがあれば、その時点でヒーリングをするようお伝えしています。
同じ悲惨な情景を目にしても、さほど感情が揺さぶられない人もいます。
これは、その場面に自分の潜在意識にある記憶が反応し、感情的になるからです。
種を持っていることがわかれば、引き寄せる前に刈り取ってしまえるのもDSヒーリングの良さです。
ダイエットをしても挫折を繰り返す人は、顕在意識で「絶対に痩せる!」と思っても、潜在意識で「今のままでいい」と思っているからです。
それほど潜在意識はパワフルです。永続的に効果を出したいなら潜在意識がOKを出すダイエットをしましょう♪
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